対談:はじめにキッチンありき。
最初は2010年の夏ですね、たしか。
って、そんなに経ってないけれど。(笑)
ともかく高瀬に紹介された訳です。会わせたい人がいると。
婚活じゃないけれども。(笑)
スタジオをやっていて、写真家の方だと。ただそれだけの情報で。
映画をつくるひとに興味があってね。
あんまり何度も誘われるので、ついに行った訳です。福原さんのもとに。
このアトリエ アーにね。
そして、キッチンでお茶した訳です。
そそ、コーヒーとタバコとおしゃべり。
いきなし、自分の企画のことを話すことになったのだすな、これが。
あらかじめ企画書は渡してあったんですね、これが。(笑)
一昨年からずっと、単独で動いていたのだけれども。
まあ、盛り上がった訳です。なんか、一緒にやろうよってね。
それで、いきなり独りから複数に。
あったばかりで、絶対怪しい人か、ほんとの天使かどちらかだと。(笑)
それからちょっとしてから、よく会うようになりましたね。
毎日会うと、飽きるとも言われながら。(爆)
いつもキッチンで、10時間とか、なに話してたんでしょうか、ってぐらい。
なんかあっと言う間に時間が経ってしまうんですね、この空間。(笑)
そして、ここを使って、とりあえず一回短編撮りませんかって言われて。
なんかいろいろアイディア練ってたら、「遊星ボイド」が、降って来て。(爆)
どえらいのが浮かんじゃいましたね。(笑)
いやいや、とにかく忙しい時期だったのだけれど、お互い、やるなら今だと。
ゆる〜く、でも、本当は本気で、映画つくって遊ぼうという話になって。
福原さん、おれ助監督やるって、言ってましたね。(笑)
ゆる〜く。いきましょうって。(笑)
でも真面目なとこで、今の日本映画の制作状況に、本当に危機感もありつつ、アンチテーゼとして。
配給システムに対抗すべく、自腹切って、スタートはあえて無料で公開しちまおうという無謀さで。(笑)
なにはともわれ、呼び合っちゃった訳ですな、これが。
なんのご縁か分かりませぬが。
何の因果か分からんけども。
しかし、こうして遊星ボイド第一弾は完成し。
第二弾で、下北沢バトルロワイヤル編に突入、って言ってる人もいるしねえ。(爆)
勝手に言って、勝手にやっちまっていこうって、もう決めました。思い立ったが吉日。
ありゃ〜。でも実行あるのみです。
ま、いろいろプロジェクトもあるし、貧乏ひまなしですな。
けど、なんかワクワクしますね、とりあえず。
偶然だけど撮影もキッチンで始まったし、ほんと、こっから始まる感じ。
ハコブネに続いてくようにね。
そうですね。チーム プロダクト ハコブネとしてね。
About HakoBune
上記の会話に出てくるハコブネとは、「方舟 -HakoBune-」のこと。
継続中の長編映画の企画であり、
そして、その名が由来して、Team Product HakoBuneは名付けられましたとさ。